四方山話

1999, 15 April

Visual Studio 6.0のTips

Visual Studio 6.0を使用する際に便利なちょっとした技を紹介します。
クイックウォッチ や、ウォッチウィンドウでの表示書式の設定機能(って言葉で説明すると分かりにくいですが下の画面を見てもらえばいっぱつですね)についてです。

「Unicode文字列なので、読めないです(;;」
指定なしでの表示

「でも、ここに',su'と入力すればこの通り!」
書式指定した場合の表示

このほかにも、書式指定記号は下表のようなものが用意されています。覚えておくとかなり便利なものもあるのでお勧めの機能です。
マイクロソフトさんが最初から右クリックでのポップアップメニューから選択可能にしてくれていればもっと楽なんですけどね。

記号 形式 表示結果
d、i 符号付き 10 進整数 0xF000F065 -268373915
u 符号なし 10 進整数 0x0065 101
o 符号なし 8 進整数 0xF065 0170145
x、X 16 進整数 61541 (10 進) 0x0000F065
l、h d、i、u、o、x、および X とともに使う long または short プレフィックス 00406042,hx 0x0c22
f 符号付き浮動小数点 3./2. 1.500000
e E を使った指数形式 3./2. 1.500000e+000
g e と f のうち短い方 3./2. 1.5
c 単独の文字 0x0065 'e'
s 文字列 0x0012fde8 "Hello world"
su Unicode 文字列 "Hello world"
st Unicode 文字列または ANSI 文字列 (autoexp.dat の Unicode Strings の設定による)
hr HRESULT または Win32 エラー コード 0x00000000L S_OK
wc ウィンドウ クラス フラグ 0x00000040 WC_DEFAULTCHAR
wm Windows メッセージ番号 0x0010 WM_CLOSE


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