四方山話

1998, 18 December

セットアップが自動的に実行される自己解凍型書庫について

たまに、LHaの自己解凍型書庫の形式で配布しているプログラムで そのファイルを実行するだけで解凍先の指定もなしに 解凍→セットアップの実行 という一連の動作をするものがあります。
いったい どうやってるんだろうと思っていたのですが、その実現方法がわかったのでここに書いておきます。
私は LHaの書庫作成に 鬼束 裕之さんの作成された Explzh を使用させてもらってます。

1.
圧縮したいファイルを指定した後、[編集] - [自己解凍書庫の作成...]メニューを選択すると書庫ファイル名の設定および、LHa自己解凍形式の選択のためのダイアログが表示されますので、「WIN32SFXM」を選択して[作成]ボタンをクリックします。

2.
以下のような 設定ダイアログが表示されますので、各項目を設定してゆきます。ここで重要なのが 初期表示解凍先ディレクトリで、この値を勝手に設定してしまうとマシンの環境によっては文句を言われかねないので ここに %WORK% (システムが認識するワーク・ディレクトリを指定するわけです。

3.
こうやって作成した 自己解凍型書庫ファイルは、それをダブルクリックするだけで解凍および、解凍後実行コマンドの起動を行ってくれるようになります。(^^

では、なにか間違いなどありましたらご指摘いただければ幸いです。


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